イベント・セミナー富士通計算化学セミナー2014

    計算化学を用いた研究の第一人者であるお二人の研究者をお招きし、計算化学を使用した最先端の研究についてご講演いただきます。既に計算化学を活用している方はもちろんのこと、計算化学に興味はあるが今まで一歩が踏み出せなかった方も、是非、本セミナーにご参加頂き、計算化学を利用した最先端の研究に触れて頂くとともに、ご自身の研究テーマへの適用のヒントを見つけて頂ければ幸いです(講演タイトルは変更になる場合がございます。予めご了承ください)。

    開催概要

    開催日時
    2014年7月25日(金) 12時50分~16時30分 (受付:12時00分~12時50分)
    会場
    富士通トラステッド・クラウド・スクエア Seminar Room3
    〒105-6125 東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル 30階
    ・JR山手線・京浜東北線/東京モノレール「浜松町駅」より2階コンコースで直結
    東京駅から6分、羽田空港から22分
    ・都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門駅」より地下1階で直結(B3出口)
    浅草から15分、新宿から15分
    定員
    40
    受講料(税込)
    無料
    講師
    三菱電機株式会社 高周波光デバイス製作所 ウエハ製造部 専任 奥 友希 様
    株式会社アスムス 代表取締役社長 宇佐見 護 様
    株式会社富士通研究所 佐藤 博之
    株式会社富士通研究所 高橋 憲彦
    受講をお勧めする方
    計算化学をご利用中の方、今後の導入をご検討中の方
    主催
    富士通株式会社
    共催
    協賛
    詳細
    ご案内状

    お申込受付期間が終了したため、
    受付を締め切らせていただきました。

    プログラム

    12:00~12:50
    受付、個別相談
    ※個別相談をご希望の場合は、予め富士通計算化学セミナー2014担当にメールまたはお電話でご連絡ください。
    12:50~13:00
    開会のご挨拶
    富士通株式会社
    TCソリューション事業本部 HPCアプリケーション統括部
    シニアマネージャー 高橋 篤也
    13:00~14:10
    招待講演:「シリコン系絶縁膜の耐湿性の機構 -分子軌道計算活用-」
    三菱電機株式会社 高周波光デバイス製作所
    ウエハ製造部
    奥 友希 様
    【要旨】化合物半導体デバイスは湿度からデバイスを保護する目的でパッシベーション膜を有する。しかしながら、高周波デバイス用途なので寄生容量低減のためパッシベーションを厚くすることができない。さらに耐熱性が低いために絶縁膜形成は300℃以下で行う必要があり、絶縁膜には欠陥、欠損が多く含まれる。このように欠陥、欠損を含む膜で耐湿性に最適なパッシベーションを行うには、耐湿性の機構を考えながらプロセス条件を決めていくことが近道である。我々は耐湿性の機構を分子軌道計算を用いて解析し、最適な絶縁膜の形成に成功している。本講演では、我々の取り組みを例題に計算化学の利用方法について考えたい。
    14:10~14:20
    休憩
    14:20~15:30
    招待講演:「第一原理バンド計算ソフトウェアPHASE/0の機能と応用事例」
    株式会社 アスムス
    代表取締役社長 宇佐見 護 様
    【要旨】東京大学生産技術研究所革新的シミュレーション研究センターを中心に開発された第一原理バンド計算ソフトウェアPHASEの普及が進み、公的研究機関のみならず民間企業でも活用されています。現在は開発の中核をPHASEシステム研究会に移すとともに名称を「PHASE/0」に変更し、開発・改良が続けられています。
     計算実行には「計算機」が不可欠ですが、最近では、必要な計算機を必要な時に借りることができます。また近頃のパソコンは実用的なバンド計算をし得る程度に高性能です。計算の専門家でなくともバンド計算に取り組む環境は整っています。
     講演では、新たにシミュレーションに取り組みたいとお考えの方に、バンド計算を使って何ができるのか概要を掴んでいただけるようにPHASE/0をご紹介いたします。
    15:30~15:40
    休憩
    15:40~16:10
    技術紹介:「GAMESSの概要と計算事例」
    株式会社 富士通研究所
    ものづくり技術研究所 デザインエンジニアリング研究部
    佐藤 博之
    【要旨】GAMESSは、アイオワ州立大学のゴードン研究グループにてメンテナンスされている、オープンソースの計算化学プログラムです。バージョンアップも頻繁に実施され、その度に最新の計算機能が追加されてきています。現在では高度なAb initio計算をはじめ、各種DFT計算やQM/MM、MD等にも対応し、分極率やIR, Ramanなど様々な分子物性を計算することができます。今回、SCIGRESS新バージョンのプロシージャ―が、GAMESSによる基準振動解析に対応いたしました。そこで、この新機能を用いた解析事例について、GAMESSの概要と併せてご紹介いたします。またその他の、GAMESS単体で可能な計算手法についても、一部ではありますがご紹介する予定です。
    16:10~16:40
    技術紹介:「SCIGRESSとLAMMPSの連携使用による計算事例」
    株式会社 富士通研究所
    ものづくり技術研究所 デザインエンジニアリング研究部
    高橋 憲彦
    16:40~16:50
    製品紹介:SCIGRESS V2.6のご紹介
    富士通株式会社
    TCソリューション事業本部 HPCアプリケーション統括部
    シニアマネージャー 高橋 篤也
    16:50
    閉会
    時間 内容
    1 12:00~12:50
    受付、個別相談
    ※個別相談をご希望の場合は、予め富士通計算化学セミナー2014担当にメールまたはお電話でご連絡ください。
    2 12:50~13:00
    開会のご挨拶
    富士通株式会社
    TCソリューション事業本部 HPCアプリケーション統括部
    シニアマネージャー 高橋 篤也
    3 13:00~14:10
    招待講演:「シリコン系絶縁膜の耐湿性の機構 -分子軌道計算活用-」
    三菱電機株式会社 高周波光デバイス製作所
    ウエハ製造部
    奥 友希 様
    【要旨】化合物半導体デバイスは湿度からデバイスを保護する目的でパッシベーション膜を有する。しかしながら、高周波デバイス用途なので寄生容量低減のためパッシベーションを厚くすることができない。さらに耐熱性が低いために絶縁膜形成は300℃以下で行う必要があり、絶縁膜には欠陥、欠損が多く含まれる。このように欠陥、欠損を含む膜で耐湿性に最適なパッシベーションを行うには、耐湿性の機構を考えながらプロセス条件を決めていくことが近道である。我々は耐湿性の機構を分子軌道計算を用いて解析し、最適な絶縁膜の形成に成功している。本講演では、我々の取り組みを例題に計算化学の利用方法について考えたい。
    4 14:10~14:20
    休憩
    5 14:20~15:30
    招待講演:「第一原理バンド計算ソフトウェアPHASE/0の機能と応用事例」
    株式会社 アスムス
    代表取締役社長 宇佐見 護 様
    【要旨】東京大学生産技術研究所革新的シミュレーション研究センターを中心に開発された第一原理バンド計算ソフトウェアPHASEの普及が進み、公的研究機関のみならず民間企業でも活用されています。現在は開発の中核をPHASEシステム研究会に移すとともに名称を「PHASE/0」に変更し、開発・改良が続けられています。
     計算実行には「計算機」が不可欠ですが、最近では、必要な計算機を必要な時に借りることができます。また近頃のパソコンは実用的なバンド計算をし得る程度に高性能です。計算の専門家でなくともバンド計算に取り組む環境は整っています。
     講演では、新たにシミュレーションに取り組みたいとお考えの方に、バンド計算を使って何ができるのか概要を掴んでいただけるようにPHASE/0をご紹介いたします。
    6 15:30~15:40
    休憩
    7 15:40~16:10
    技術紹介:「GAMESSの概要と計算事例」
    株式会社 富士通研究所
    ものづくり技術研究所 デザインエンジニアリング研究部
    佐藤 博之
    【要旨】GAMESSは、アイオワ州立大学のゴードン研究グループにてメンテナンスされている、オープンソースの計算化学プログラムです。バージョンアップも頻繁に実施され、その度に最新の計算機能が追加されてきています。現在では高度なAb initio計算をはじめ、各種DFT計算やQM/MM、MD等にも対応し、分極率やIR, Ramanなど様々な分子物性を計算することができます。今回、SCIGRESS新バージョンのプロシージャ―が、GAMESSによる基準振動解析に対応いたしました。そこで、この新機能を用いた解析事例について、GAMESSの概要と併せてご紹介いたします。またその他の、GAMESS単体で可能な計算手法についても、一部ではありますがご紹介する予定です。
    8 16:10~16:40
    技術紹介:「SCIGRESSとLAMMPSの連携使用による計算事例」
    株式会社 富士通研究所
    ものづくり技術研究所 デザインエンジニアリング研究部
    高橋 憲彦
    9 16:40~16:50
    製品紹介:SCIGRESS V2.6のご紹介
    富士通株式会社
    TCソリューション事業本部 HPCアプリケーション統括部
    シニアマネージャー 高橋 篤也
    10 16:50
    閉会

    お申込受付期間が終了したため、
    受付を締め切らせていただきました。

    プログラム

    お申込受付期間が終了したため、
    受付を締め切らせていただきました。

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    富士通株式会社 HPCアプリケーション統括部 富士通計算化学セミナー2014担当

    住所: 〒261-8588 千葉市美浜区中瀬1-9-3 幕張SL

    043-299-3680

    E-mail:contact-tcsales@cs.jp.fujitsu.com

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