F2-2 セミナー詳細
- 日時
-
2018年5月18日 金曜日 16:20~17:20
- タイトル
-
富士通とSDGs ~世界が達成すべき目標に向かって~
- 概要
-
2015年9月に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、その達成に向けて、民間セクターが課題解決のための創造性とイノベーションを発揮することを求めています。
富士通は、かねてより人を中心にしたテクノロジーの活用によって社会課題解決に努めていますが、世界の共通言語であるSDGsの目標を自らに重ね合わせることで、より大きく世界を変えていく貢献を目指しています。
本セッションでは、2009年から8年間、女性初の国連開発計画(UNDP)総裁として活躍されたヘレン・クラーク氏をお招きし、UNDP・東北大学・当社で進めている災害統計グローバルデータベース構築などを例に、世界の課題に対するテクノロジー活用と民間企業によるイノベーションへの期待についてお伺いします。 - 詳細
-
元ニュージーランド首相 元国連開発計画(UNDP)総裁
ヘレン・クラーク氏
1999年から2008年までの3期約9年間ニュージーランド首相を務め、国際、経済、社会、文化といったさまざまな領域における政策策定とアドボカシーに広く貢献。ニュージーランドを経済成長に導く一方、教育や保健、福祉への高水準の投資を実現するほか、先住民との和解、包括的な多文化・多宗教社会の発展に優先的に取り組みました。
2009年4月に女性として初めて国連開発計画(UNDP)の総裁に就任してからは、世界各国の開発、平和構築、危機対応の現場に足を運び、力強いリーダーシップで2期約8年に渡りUNDPを率いました。また、開発と機構の透明化を推進し職員男女比をほぼ50%に到達させるなど、2017年4月の退任までの間、UNDPの組織改革にも努めました。
なお、UNDP総裁在任中16回にのぼる来日を通じて日本とUNDPの関係を強化されたこと、そして、日本とニュージーランド間の関係強化・友好親善に長く寄与されてきたことから、同年12月、旭日大綬章を受章されています。
富士通株式会社
執行役員副会長
佐々木 伸彦